(13)【愛は感情ではない。愛は感情を超えた、なにか】
2014年12/9
【13】愛は、感情ではない。
愛は、感情を超えたなにか。
感情は、変化し続けるエネルギーだけど、愛は、変わることなく、すべての人の内側に存在しているもの。
あまねく存在する微妙なエネルギー。
だから、世界中で、愛の歌が作られ、歌われる。
怒りの歌が歌われることは、ない。
意欲の歌も歌われることは、ない。
愛とは、私達自身。
愛を一つの感情だとする誤解が、愛を見えなくする。
若く美しい女性に、愛してるというと、信じられないと、いう。
信じて何度も裏切られたと、いう。
変わらぬ愛が実在することを人は、知らない。
もし変化するのであれば、それは愛ではない。お金を貢いでいるとき、愛されて、貢がなくなったら、消える。
それは愛ではない。
愛は、変わらず、そこにある。
変わらぬ愛を体験したことがない人には信じられない。
変化する感情しか経験したことがない人には、愛の言葉は、つかの間のもので、信頼がおけない。
私は、幸いにして、和尚の永遠の愛に触れている。
ジョンシー博士の無条件の愛に触れている。
その愛は、常にそこにある。
胸の中に息づいている。
変わらぬ愛を松明にして生きていくことができる。
ひとたび、変わらぬ愛に触れたら、他に何も必要ではない。
つかの間の愛にさえも、人は、夢中になれる。
莫大な金を貢ぐ。愛の大きさは、貢ぐ金の額で決まるのではない、変わらない長さによる。
30年、和尚の愛に触れて、死ぬまで、この愛が消えるとは、思えない。
30年変わらず、娘を愛してきて、死ぬまで、消えるとは、思えない。
消えるとすれば、愛ではなかったということ。
こんなにも愛していたのに、とは、愛していなかったということ。
気持ちが変わるのなら、愛ではない。
それでも愛だと言い張るから、問題が始まる。愛を取り戻すために、殺人まで、引き起こす。
あらゆる変化する感情の奥に変わることのないエネルギーである愛が隠れている。
感情を超えるとは、変わりゆく感情の奥に潜む変わらないエネルギーに気づくこと。