(11)【恐怖という感情は】
【11】2015年6/2
恐怖という感情は、不快なもので、否定したくなる人が多いかもしれませんが、実は、恐怖心ゆえに、身を守ることができています。
恐怖心がなければ、ライオンが近づいて来ても、逃げずに、簡単に食い殺されて、種は、途絶えてしまっていたはずです。
恐怖の感情は、私達の身を守るために有ります。
恐怖を感じているとき、身の危険を感じて、身を守ろうと身構えるのです。
私達の身体は、進化の全過程を記憶しています。だから、ライオンを想像しただけで、恐怖を感じ身構えるのです。
ですから、恐怖心があることを問題にしては、いけません。
それは、扁桃体の自然な反応です。
問題があるとすれば、恐怖が続いて、消えないことです。
継続する感情と継続しない感情、
何が違うのでしょう?