【感情の解析を継続したいけれども】(10)
【10】2015年5/27
感情の解析を継続したいけれども、強い関心を示している人がどれだけいるのか不明です。この機会を逃すと、何十年も深まらないままになる気がするので自分のために継続します。
必ずしも楽に読める投稿ではありません。悪しからず。
まずは、確認から。
感情は、魂と肉体を行き来するエネルギーなので、魂の意図と肉体の意図を明確にすることで、感情の質を規定することができる。
魂の意図とは、何か?
肉体の意図とは、何か?
を明確にしないまま、生き残るために行う殺人と、別れるくらいなら殺してもよいと考える殺人から、魂の意図と肉体の意図を明確にさせる手がかりにすることを試みることまで、来ました。
肉体にとって、種の保存が、至上命題で、誕生から、死までの間に、子孫を残すために、恋愛をして結婚をして、子供を産み、育てる。より正確にいえば、恋愛結婚をしなくても、子供を産むことで、種の保存を継続していく。
肉体の種の保存の中で出てくる感情は、誕生の喜びと死の悲しみの中で、生存競争の中で沸き上がる、戦うか逃げるかに纏わる感情のバリエーションがある。戦いの勝利して、喜び、負けて、哀しむを軸に感情です。
この肉体から出る感情の基盤になる自分をエゴと呼ぶ。
エゴは、生命維持のため、戦い、他の生命を抹殺することも辞さない。
人間は、他の生物や動物よりも、高度な存在だと思いたがる魂にとって、否定的な感情の発信源となるのがエゴです。
魂は、肉体無しに、霊として、存在していて、体積も重量も持たないエネルギー体です。
ただし意図を持つエネルギー体です。肉体を持たないので、光速を超える速いスピードで、移動できて、意図したことは、瞬時に実現できる。
意図の中で、最高のものは、無条件の愛で、魂は、常に、無条件の愛を体験している。
魂は、肉体に入って、無条件の愛を体験することを希求する。
それは、容易なことではない。
肉体は、全く別の意図を持つから。
肉体に入った魂のゆめは、愛するパートナーとセックスをして、生まれてきた子供を愛情深くそだてて、ラブラブの生活や人生を送ること。
肉体の限界をくぐり抜けながら、無条件の愛を実現できると魂も肉体も満足する、両者の意図が満たされる。
そこで、リアルな感情は、
魂が期待する無条件の愛に纏わる感情を肯定的感情と捉え、無条件の愛に反する肉体の都合で出てくる感情を否定的感情と捉える。
だから、感情は、肉体を巡るエネルギーにすぎないので、感じないで済むこともありますが、
セックスをする相手を奪い合う競争や、結婚や子育てに関する場合に、強烈に出てくるのです。
魂の究極的な意図がすべての人に共通しているとして、肉体に個体差があり、それが、感情のバリエーションを生み出す原因となっているのです。
私達が、顔を見ただけで、様々な感情が湧いてくる所以です。
ここまでは大丈夫でしょうか?
いろいろの質問疑問が出てくるところでしょうから、それらにお答えしてから、次に進みたいと思います。