「9」【感情について語る時、すべての人の感情は同じ構造をしていることが前提です。】
⑨2015年5/17
感情について語る時、すべての人の感情は、同じ構造をしていることが前提です。
限りなく、客観的に語ろうとすると、非感情的な表現になるけれど、現実の感情は、常に、この瞬間も、ダイナミックに、流れ続けている。
感情について客観的に語ろうとすると、感情は、何なのか?について語る前に、感情とは、何ではないのか?を明確にしておかなければなりません。
つまり、感情は、存在全体の中で、どこに位置するのか?を明確にしておかなければなりません。
存在全体とは、何か?
もう大きすぎるテーマです。
神以外に答えることができるとは、思えないテーマです。
キネシオロジーは、神の領域にかなり肉迫しています。神を超えることは、あり得ないとしても、人間として理解しておくと便利な存在全体について客観的な理解が提示されています。
まず存在全体は、いくつに分類されるのか?
もちろん、様々な分類法があるに違いないけれど、できるだけ数少なく分類される方法論で、例えば、人間を分類すると、男と女に二分されるといった具合に。
存在の全体は、5つに分類できて、それが階層をなしている。
5つの次元に分類される。
この次元についての考え方が、すでに、現時点のレベルの常識とは、異なる。
次元の意味も分からずに、7次元のレベルに達したとか、11次元のレベルに働きかけている、とか、99次元から見ると、などと、次元を増やせば、偉くなったつもりの馬鹿達が、後を絶たない。
どうせ誰も知らないから、大きなほらを吹いて、ハッタリをかましておけば、注目と尊敬を受けるかもしれないと考える薄っぺらな、エゴのたわごとです。
存在全体は、5つの次元に分類できて、それ以上は、必要としない。
通常、次元について語られる時、縦横高さで3次元と考えて、時間を入れて4次元とする。
縦横高さというのは、人間が作り上げた幻想に過ぎない。
リアルに存在しているのは、目の前のスマホという物体であり、それが、ガストのテーブルの上の空間に、この瞬間という本日の午前11時に存在している。
そこで、
物体
時間
空間の3つ
で、3次元を構成する。
さらに、物体は、時間、空間内を動く。動く時に必要となるのが、エネルギーで、外側に存在する物体の動きの法則については、物理学、特に、ニュートン力学が明らかにしている。
そこで、エネルギーを時間空間物体の3次元よりも上位の次元と位置付け、4次元とする。
テーブルの上に存在しているコーヒーカップを、右から左に動かすには、エネルギーを必要とするが、そのエネルギーを出す主体は、私の意思であり、意図です。
そこで、意図をエネルギーの上位に存在すると考えて、5次元とする。
意図には、様々な種類やレベルがあるかもしれないけれど、エネルギーを発する主体としては、共通していて、5次元とする。
これで、存在全体が出揃いました。
時間空間内に存在する物体を動かすエネルギーを出す意図。
これが、存在の全体です。
私達が、扱う感情は、4次元のエネルギーの一つ、魂と肉体の間を行き来するエネルギーを扱っているのです。
感情自体は、意図ではないし、物体でもないし、時間空間でもないのです。
ここまでは大丈夫でしょうか?