【感情とは何かについて⑦】

2014年6/4

感情についての最後のレッスンです。

通常西洋のセラピストは無意識にクライアントの否定的な感情を肯定的な感情に変容させようとする作業を行います。

これはある程度うまくゆくのですが、長続きすることはありません。雨の日を一時的に晴れやかにする方法があるとしても、一年間雨が降らない天氣を作ることはできません。

人生は雨が降ってはじめて学びが進むようになっているのです。

感情も天氣も季節がめぐるように巡ってゆきます。

その意味では、否定的な感情が永遠に消えることはありません。

不幸な感情はめぐり続けるのです。
それってイヤですか?

最後にひとつ魔法をお教えします。

雨の日に簡単に晴れやかになる方法をご存知ですか?

さまざまなアイディアが浮かぶとおもいますが、ほとんどは外れています。
どんな嵐な日も空の上は快晴なのです。
このことは感情にも当てはまります。

心がどれだけ嵐でも、感情の上は晴れなのです。

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