【タッチフォーヘルスLevel 2 ビーバーダム】
車輪の法則にしたがって筋肉を調べます。
①どの筋肉が弱いのかを見つけて下さい。弱い筋肉は経絡が「アンダーエネルギー」が「オーバーエネルギー」の状態です。
②体表にある警報ポイント(墓穴アラームポイント)を軽くタッチして「オーバーエネルギー」を見つけて下さい。
③「オーバーエネルギー」の経絡の後にある、時計回りに連続した2つ以上の筋肉が弱くなっていたら、それはビーバーダムと呼ばれる連続パターンです。
弱い筋肉の上流でエネルギーがせき止められており、これを下流に流す必要があることが分かります。
ビーバーダムにおいて、「オーバーエネルギー」の筋肉の初めての「アンダーエネルギー」の筋肉の調整反射ポイントを刺激すると、せき止めていたものが放たれ、エネルギーが再び流れ始めます。
つまり、たった一つの筋肉を調整すれば良いということなのです。
《例》14の筋肉をテストして、大腸経、胃経、脾経が、弱かったとします。どの筋肉の活性化から始めましようか?
経絡は連続パターンした一つの流れです。
まずビーバーダム発見します。この「ビーバーダム」こそが、エネルギーの正常な流れをせき止めているのです。もし、このブロックが取れたら、エネルギーはスムーズに流れ出します。この3つの経絡の中で一番「上流」にあるのはどれでしょうか?
大腸です。
ですから、まず最初に大腸経の筋肉から活性化するのです。この大腸経のブロックを解放すれば、エネルギーが下流にある経絡にも流れていくはずです。
「ビーバーダム」を一つ壊してしまえば、川は水で満ちています。ですから、3つの筋肉すべてに働きかけるのではなく、この一つの筋肉にだけに働きかければ充分という場合が多いのです。
もちろん、まだブロックがあって、テストしてみたら、また弱かったということもありますので、その時は「車輪」の順に従って、弱い経絡に働きかけて下さい。