最終回【石丸賢一先生「思考とは何か?」2015年6/21FB投稿より
2015年6/21
際限なくやってくる雑念を見つめるのは、大変な作業で、雑念と雑念の間の隙間に無があると教えられても、
それは、映画は、連続する静止画でできていて、動画だと思っていることが、じつは、静止画の集まりに過ぎないのだから、
よく見れば、静止画が見えるはずです、と言われているようなもので、瞑想すると雲の間から月明かりが見えると言われても、雲を見つめる動機には、ならない。
その意味では、いわゆる座禅のような瞑想よりも、サトリのように、
あなたは誰かという問いに答えて行く手法の方が、取り組みやすいかもしれません。
ただ見つめるのがたいへんでも、浮かんだ想念を次々に、口にして行く。最後に、話すことがなくなり、言葉では表現できない、リアルな自分に出会う。
瞑想には様々な手法があり、自分に合ったものを見つけ、見つかったら、続けなさい、
というのが和尚の教えです。
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本日も、読んで頂き、ありがとうございました。