【介護保険を賢く使う】「衰えた母に残る恨み」
讀賣新聞人2018年10/12(金)人生案内
「80歳を超えた母は弱っていますが、幼い頃私をののしる父に同調したのを今も許せません。」
解答者は「難しいことですが、過去は一時棚上げして、現在と未来だけを見て下さい」と案内しています。
40〜50年間、持ち続けた「恨み」を一時棚上げするのは、口で言うほど簡単ではありません。
このような時に役に立つのがおでこに手を当てて、幼い頃の嫌なできごとを思い出すことです。
人の体には不思議なチカラが備わっています。おデコに手を添えることで幼い時に経験したイヤな感情を解放してくれるのです。
そして、この場合、介護保険についての知識が役に立つはずです。まずは、介護保険を取り扱っているところに相談することです。
介護保険の内容を活用することで、投稿者が直接、手を出さなくても「80歳を超えたら母」に快適な暮らしを提供できるはずです。
さらにもうひとつ。
母親に直接、幼い時に感じたことを話すことだってできます。そのことで親子ゲンカになったっていいじゃありませんか、親子ですから。
会話をすることで幼い時に抱いた母親への「わだかまり」が溶けることだってありますよね。
そんなことは恥さらしになるのでイヤだ、と思うのなら、それまでです。
まずは、投稿者がどうなりたいかを、しっかりと見つめることです。
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本日も、読んで頂き、有難うございました。