【時にはうなずき時には黙ってきく】母子家庭、誰も助けてくれない

読売新聞 人生案内 日付不明

回答者の結びの言葉から『潔さ』を感じます。

人生は生きるに値するのだと、身をもって親は示さねばなりません。

貧しくても、自立してる生きることを、どうぞ、誇りとしてください。

2016年8月熱海で言われたマシュー・シーの言葉が印象深く残っています。

『人間の大きな問題のひとつは、話を聞いてもらっていない、と感じることだ』

あれからちょうど、2年。この2年間「人の話を聴く」ことができるように努めてきました。

すべてのドアが閉まって、真っ暗闇の中にいると思ってもドアの隙間から一筋の光が見えただけで希望となるのです。

自分のことを淡々と話すだけで光を感じることもあるのです。

「闇を照らす一筋の光を探せるように、一緒に座っていたい」わたしの中で、そんな想いが強くなっています。

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人生案内に投稿した方は40代のシングルマザー。妻としても嫁としてもみじめな思いをしてきた。

実家からは大学まで出したのにろくでもない仕事についていると思われている。

料理や家計のやりくり、車の運転、コミュニケーション能力がないと批判され、経済的にも精神的にもボロボロです。

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一人で子どもを育てるには、身近に相談できる人や安心してカウンセリングしてもらえる人が必要です。

失敗する事なく、すべてを自分一人でやり遂げるのは、無謀です。

解答者は作家の久田恵さん。

私もシングルマザーで、とりわけ40代は大変でした。あなたは頑張りすぎてへとへとのようですが、どんな事態にもポジティブな側面があることを忘れないで下さい。シングルスマザーは大変だけれども自由です。

(中略)

そして職種よりも定収入。どんな仕事でも、あなたの生きる力を鍛えます。

(中略)

シングルマザーはたじろいではいけません。子どもは共に生き抜く同志。こらから思春期に入りますが、人生は生きるに値するのだと、身をもって親は示さねばなりません。

貧しくても、自立してる生きることを、どうぞ、誇りとしてください。

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本日も、読んで頂き、有難う御座いました。

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