【「痛みが戻らない」って本当ですか?反応筋】
長びく痛みやぶり返す痛みに、効果が期待できる反応筋についてお伝えします。
年齢にかかわらず、痛みを感じるようになるとそれまで自分で「できた」ことが、「できない」になってしまうことだってありますよね。
体に「痛み」を感じたら、どうしますか?
長びく痛みや、ぶり返す痛みとのつき合い方は?
タッチフォーヘルスには、ひとつの筋肉が周りの筋肉のぶんまで頑張るので、頑張ったひとつの筋肉に「痛み」が現れる、と考えます。
長びく痛みやぶり返す痛みに効果が期待できる反応筋のお話です。
ここからは日本キネシオロジー総合学院 院長であり、日本のファカルティである石丸賢一先生が2018年7/13(金)大阪でお話しされた内容です。
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反応筋について
基本的には、いじめっ子筋、いじめられっ子を見つけて、わかった時点で、いじめっ子筋を解除する。
そして、いじめっ子筋、いじめられっ子筋の関係が切れているか、どうかを確かめる、ということです。
そのことは最初からぜんぜん変わっていません。では、何が変わったのかというと、
いじめっ子筋がナニなのかについて、テキストで明確な指標がなかったのです。
マシューがいじめっ子筋は「痛いところだよ」と言ってくれたので急に楽になった、というだけです。
指標がないときにはその辺り(痛みのあるあたり)を総当たりに調べていかないと分からなかったところです。
以前よりも今の方が簡単になっているわけです。
でも、以前のやり方が、何ひとつ間違っているわけではありません。
『いじめっ子筋がどれか分からへんから総当たりで調べるという作業をしていました。』というだけです。
ですから、トニーさんもマシューも痛いところを、とにかく「いじめっ子筋と仮定しましょう」と。
だから、簡単になったということです。
痛いところが「いじめっ子筋」だと言い切れたら、簡単だったんですけど、テキストには言い切る表現がなかったので、どうするんだろう?と思いながらやっていたわけです。
反応筋の関係性を痛みのあるあたりで見つける以外になかったので、一個一個やる以外になかったから、時間がかかったんですね。
それを今は時間をかけずにやれるようになりました。
重要なことは何かと言ったら、これは一般向けのワークだということです。
レベル③の反応筋を学ぶ意味というものを参加者が実感する必要があると思うのです。
それを(痛みの)解除というものを我々インストラクターが簡単にやることができて「ホラ、結果が出るから皆さん、使えますよね」というふうにして、価値あるワークなんだということを伝えることなんだと思うんですよ。
その時に、これまでは「反応筋」自体の手順が複雑な割に、練習ができなかったので曖昧、あやふやなままだったということです。
大前提としては、レベル①②でやることで痛みが一旦、取れるということです。
痛みが一旦取れるんだけれども、また、戻るということが出てくるですという時に、どうするんだ、ということです。
このような時に、いろいろなセラピーや治療法でも、いつも悩むところなんですね。
タッチフォーヘルスでは、ちゃんと反応筋という概念があるので、これは筋肉間の関係性である、いじめっ子筋、いじめられっ子筋という関係性を見つけて解除すればいいんだよ
そのことがあるから『2度と(痛みが)戻らない方法があるよ』ということですよね。
見つけ方が急に簡単になっちゃったんで、痛みというところをとりあえず「いじめっ子筋」と仮定して、あのプロセスをやるだけでいいから、それは簡単だよ、ということなんです。
難しいというイメージがあるとするば、回路維持モードを、使うというところだと思います。
回路維持モードが難しいというイメージを作っているのだと思いますが、いくつもの筋肉をテストする時に回路維持モードがあったら、時間短縮ができ楽になるよ、という意味なんですね。
回路維持モードがあったら
「あの先生、レベル①②やったんだけどね、やっぱり、肩、痛いんですよ」と言って、
まるでタッチフォーヘルスに価値がないんじゃないか、と言わんばかり(の言い方をする人がいるんです。)
「治してちょうだいモード」の人が、いっぱい来た時に「その時にはこうすればいいよ」というふうにやってあげることができるんです。
それは、全く難しくないことです。それを見せることができます。
最後に「十分ですか?」と聞いて「もう一回全身を動かして下さい」といって、全身を動かし、各筋肉が動いても痛みが戻らないとしたら、それは、もはや反応筋はないですよ、という意味だということです。
とても、分かりやすくなったんです。
どういう結果が得られるか、議論するよりは皆さんが、100人ぐらいの肩コリを持っている人にやって、百発百中、結果が出たら、自信を持ってクラスでも言えると思うんですよ。
それまでは、トニーさんの方法、マシューの方法どっちがいいんですか?というような議論になるんです。
だから、その体験を、まずして頂く必要があるということです。
いかがでしょうか?
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本日も、読んで頂き、ありがとうございました。