【身体への影響と対応策〜ビーバーダム〜】

ビーバーという動物をご存知ですか?

Wikipediaによると「ウミダヌキ、カイリ(海狸)ともよばれる」そうです。

一晩で川をせき止めダムを作るので、ビーバーダムと呼ばれています。これが人の住む近くの川だったら、水があふれて街は水浸しになって大変な被害を被るそうです。

実は、私たちの体の中でも同じようなことが起こるときがあります。氣(エネルギー)の流れが止められブロックされてしまうことがあるのです。これをビーバーダムと呼んでいます。

日本キネシオロジー総合学院では、2016年8月ジョンシー博士の後継者であるマシューを日本にお招きしました。そのときのLevel②の講座で話されたことを文字起こししました。

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タッチフォーヘルスはいつも胃経から始めるんですよね。

ですから、筋肉や反射ポイントに馴染みのない人は、この順でやって行くことをオススメします。

24時間の流れに沿ってエネルギーの流れに時々ブロックがでます。

エネルギーがブロックされているのは、どうしたら、わかるのでしょうか?

まずは筋肉をチェックしますよね。

そしてどの筋肉がダウンするのかチャートに

印をつけていきます。

このように並んで筋肉がダウンする場合があります。

バラバラにダウンする場合もあります。

もしかしたら経絡の関係性の中で、なんらかのパターンがあるかも知れないです。

募穴を確認したうえで過剰エネルギーを見つけたら、過剰エネルギーのあとに不足エネルギーが3つぐらい、最低2つは続いていたとしたら、この過剰エネルギーと不足エネルギーの間にエネルギーのブロックがあるということが分かるんです。

ビーバーさんがやってきて水の流れをせき止めているのと同じです。

ですからダムの上は過剰エネルギーでダムの下はエネルギーが不足しているんです。

では、これを解釈してみましょう。この🔵が示しているのは両方、あるいは片方の筋肉がダウンする。

🔴がついているのは募穴をチェックして指標筋が変わったところです。

🔴募穴は過剰エネルギーをあらわしています。

時々筋肉がダウンするのは、例えば大胸筋鎖骨部がダウンするとします。胃経の募穴をチェックしてみると過剰エネルギーだということがわかりました。

ここはエネルギーが過剰になっているというマークをつけるんです。🔴

普通はですね、筋肉がダウンするということはエネルギーが不足していると、とらえるんです。

でも筋肉がダウンするというのは実はエネルギーのバランスがとれていない、ということなんです。過剰になっているか、不足しているかの、どちらかだということなんです。 そこで募穴をとることで、この筋肉はエネルギーが過剰になっているから、ダウンするのだろうということが確認できるんです。

そしてこの3つの筋肉は募穴をとってみたけれどもダウンしなかったと

この筋肉はバランスが崩れているけれども、エネルギーが過剰になっているわけではない。きっとエネルギーが不足しているのだろう。

ダウンしない筋肉はエネルギーが過剰にもなっていない、ということは「バランスがとれている」ということです。

少なくともタッチフォーヘルスによると。

これで、どれがエネルギーか過剰になっているが、不足しているかが分かりました。

パターンが見えましたね。

この後過剰エネルギーのあとに3つのエネルギーが不足している経絡が続いています。

これは時計回りに回っているので過剰エネルギーを時計回りの方向に流してゆきたいんです。 そのためには過剰エネルギーの真横にある不足エネルギーの脾経の筋肉をバランス調整します。(活性化します)

そうすることでブロックが解除されて過剰エネルギーが流れていきます。エネルギーが不足している経絡にエネルギーが流れていきます。

過剰なエネルギーが流れて行くんですね。

そしてそのあと、筋肉テストをすると、すべての筋肉が強くなっているでしょう

ひとつの筋肉をバランス調整するだけですべての筋肉がバランス調整されるんです。だから一発調整と呼ばれるんですね。 ここまでがマシューの講座からの文字起こしです。

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《付録》

ITWで確認させて頂いたことの1つにビーバーダムの事がありました。

昨日も話題に乗りましたので

こちらで情報をシェアさせて頂きます。

「オーバーエネルギーの経絡の後にある、時計回りに連続した2つ以上の筋肉が弱くなっていたらそれはビーバーダム」

とあります。

この「2つ以上」というのは

違っているそうです。

日本語で「2つ以上」という場合、

2つはそれに入りますが、

ここでの「2つ以上」は

英語の 「more than two」

にあたり、2つはそれに入らず

日本語で言うところの「3つ以上」

のことだそうです。

感覚的にわかってる方が

多いかもしれませんが

「テキスト通りにする」

インストラクターのタマゴなので

確認したことでした♪

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上記の投稿について、石丸先生がコメントしました。

石丸先生 2016年 7/28

ビーバーダムに関して、混乱が生じているようですから、明確にしておきます。マニュアルの翻訳や表記にどこにも間違いは、ありませんが、オーバーを取る場合と、取らない場合で、解釈に、微妙なズレがありますので、注意して下さい。完全版では誤解の無いように博士が明確に表現されています。

3つ以上が、連続している場合ビーバーダムの法則を適用します。

その3つというのは、アンダーが、3つ連続している場合と、オーバーの直後にアンダーが二つ連続している場合です。

オーバーを取らないで、アンダーだけが二つだけ連続している場合は、ビーバーとは考えません。

以上共通認識としてください。

自分こそは正しく教えていると思いたい人が後を絶たず、仲間のインストラクターを非難しないと教えられないタイプの人はその態度改めない限り、いずれインストラクターを辞めて行きます。重箱の隅をつつく正しさを追求する以上に、仲間を尊重し支え合うという倫理要綱を遵守することにエネルギーを注いで下さい。

不明な点がありましたら、ファカルティに気楽にお尋ね下さい。私で分からないことは、IKCの本部に確認致します。

経験の浅いインストラクターが、どのようにデタラメ教えようと私の側から非難することも資格を剥奪することもありません。自由に楽しく教えてください。ただ、自分の方が正しいと思いたい人から、たくさんのチクリが来るのは事実です。悪いうわさが出回るのも事実です。誰からも文句を言われないように正しく教えたいのであれば、何度もITWを再受講するのがおすすめです。

あるいは、自分が不完全で経験不足であることを認めて、自分は正しいという考えを捨てて、参加者の質問から一歩一歩学び、成長することを選択して下さい。

まずは楽しくタッチフォーヘルスの魅力を参加者に伝えていただき、重箱の隅の隅をつつく参加者の質問から一歩一歩正確な理解を得て行くのではないかと思うのです。

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本日も、読んで頂き、有難うございました。

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