「根氣がない」をリセットする ・腎臓
『根氣がない』ものごとをやり遂げるまで続けることができない、と思っていませんか?
「根氣」「やる氣」が続かないのは、体力がないからですか?
打たれ弱いからでしょうか?
東洋医学では、
心・肺・脾・肝・腎にそれぞれの神をもっていると考えられています。
神とは心・肺・脾・肝・腎の中におさまって、生命活動を支配している氣をさしています。
神を分類すれば神 (心)魂 (肝) 魄 (肺) 意 (脾)志(腎)に分けられ、
目的をもって、物事を続ける氣 は腎と関係あると考えられています。
腎というのは身体の強力な力を出す元であって、これをしっかり丈夫にしておくと様々な細かい仕事を根氣よく続けることができるようになると考えられています。
よく「根氣がない」というけれど結局は腎臓の氣が弱っているようですね。
勿論、腎が弱るのは他の臓器との関係もありますが、生まれつき元氣で爽やかな人は、やはり、腎がしっかりしているということです。
腎臓は精神作用を包み込む器
キネシオロジーは内臓と氣(エネルギー)と筋肉の関係性を明らかにしています。
腎臓と大腰筋との関係性を調べることで腎臓をバランス調整することができます。
大腰筋は腰を曲げる筋肉群の一つです。
大腰筋が弱っていると、しつこい腰痛に悩まされたり、腎臓の働きが悪くなり「根氣が続かない」ことにもなりかねません。
「腰が折れる」というのは
中途で勢いをくじくことです。
この表現からも腎臓の氣(エネルギー)のバランス調整をすることで
「根氣がない」をリセットすることに期待が持てますね。
「根氣が続かないなぁ〜」と思ったら、腎臓を元氣にするポイントをこすって下さい。
腎臓の働きが良くなるとお肌の状態も良くなることでしょう。
心臓も元氣になることでしょう。
参考本:臓腑経絡学 東洋医学概論
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本日も、読んで頂き、ありがとうございました。