【「やる気氣がおきず、不安がいっぱい」だからこそ使えるタッチフォーヘルス】
《質問》
何に対してもやる氣が起きず、途方に暮れています。
うつ病を克服して職場に戻ったものの、再び体調をくずし、自殺未遂にまで、なりました。
今は、体調も落ち着きましたが、やる氣が起きません。
人を羨む氣持ちすら、ありません。
氣持ちを奮い立たせようとしても、うまくいきません。どうすれば、前向きな氣持ちを取り戻せるのでしょうか?(新聞、人生案内の投稿内容をお借りしました。)
もし、この質問にタッチフォーヘルスの方法で答えるならば、
最初に氣の流れのバランス調整をオススメします。
なぜなら、タッチフォーヘルス・キネシオロジーは内臓と氣(エネルギー)の流れと、筋肉に関係性があることを明らかにしています。
タッチフォーヘルスは、自分で元氣を取り戻すワークです。
東洋医学では、人のからだを構成する基本的な要素は、氣、血、水とされています。
氣は、あらゆるものを作っていて、人のからだも「氣」でなり立っていると、考えられているのです。
人は生まれてくる時に、両親からもらった生きる力を腎に蓄えていますが、使うことによって減り、減った分は脾よって補われるようになっています。
脾は、胃や小腸を動かし、小腸から受け取った栄養や水分を肺や心に送ります。
肺は脾のはたらきにより、胃から上部に運ばれた水を肺が給水ポンプのように働いて、全身にエネルギーを送るのです。その結果、氣や水が全身にめぐらされるのです。
このことは、陰陽五行を使って考えると、理解しやすくなります。
五行図では時計回りは、育てるエネルギーの回し方なので、脾のエネルギーのバランス調整をすることで、肺のはたらきを活性化します。
この循環があるからこそ、環境の変化に素早く対応して行動できるのです。
新聞の人生案内の解答には、次のように記されています。
心機一転、頑張ろうとしたり、氣持ちを奮い立たせようとしたり、前向きな氣持ちを取り戻そうとしていますね。
その氣持ちを手放してしてみませんか?
淡々と日々を過ごし、平凡な日々を観察してアルバイトをしながら、日常で心を動かされたこと、感じ、考えたことをノートに書いていく。
ささいなことで構いません。それがあなたの物語で、言葉の1つ1つがあなたの空虚を埋める手がかりになるように思えます。
※《質問》は2017年2/12讀賣新聞の人生案内からお借りした内容です。
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本日も、読んで頂き、有難うございました。