【「血の循環」は肝臓から】
肝には氣(エネルギー)と血に関わる大事なはたらきがあります。
ひとつは、氣(エネルギー)を体のすみずみまで行き渡らせるはたらきをすると臓器です。
氣(エネルギー)が巡ると全身の調子が良くなります。また氣(エネルギー)がスムーズに流れていれば、氣分よく過ごせるため、氣持ちも落ち着きます。
肝の、氣(エネルギー)を体の隅々まで行き渡らせる働きは非常にダイレクトに働きます。
肝は他の臓器が働くときのフォローアップもしていて、ちょうど、機械が動く時に必要な潤滑油のような役目をしています。
もうひとつは、肝は血を蓄えておき、体が必要としているところに送り、
いらない時には肝へ戻すはたらきがあります。
例えば、物を見る時には、直ぐに血を眼に送り、眼の働きを強化するし、運動する時には、筋肉に血を送ります。
東洋医学では、血をつくるのは脾臓とされていて、ここで作られなければ、肝も血を蓄えられません。
タッチフォーヘルスは
氣(エネルギー)と筋肉に関係性があることを明らかにしました。
肝と関係のある筋肉は
大胸筋胸肋部(だいきょうきん きょうろくぶ)です。
大胸筋胸肋部(だいきょうきん きょうろくぶ)の筋肉反射テストをした時に、弱ければ、右胸の下をこすることで、氣の流れが良くなります。
更に脾の氣の、とどこおりのバランスは、左脇腹をこすることで調整されます。
肝、脾のポイントをこするだけでエネルギーが流れて、病んだ氣が元に戻って元氣になるんです。
参考本:臓腑経絡学
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本日も、読んで頂き、有難うございました。