琴奨菊初Vと大胸筋①大胸筋鎖骨部】
【琴奨菊初Vと大胸筋①大胸筋鎖骨部】
日本出身力士としては10年振りの優勝。賜杯を手にした琴奨菊の勝因の一つは体幹を鍛え、体の手入れも入念に行ったことにあるという。
2014年秋から琴奨菊をサポートしているトレーナーは
「大胸筋が、以前より発達し、しなやかになった」と語っている。
大胸筋は大まかに見ると
「大胸筋鎖骨部」と「大胸筋胸肋部」に分けられる。
「大胸筋鎖骨部」(だいきょうきん さこつぶ)
大胸筋鎖骨部は、肩を軸にして腕を回す動作の補助や、腕を前にして上げる動作の補助をします。
大胸筋鎖骨部のポイントをマッサージすれば、胃と脳内の感情中枢に影響が及びます。このような関係があるので、感情ストレスによって消化不良が起こることがあります。
ためしに、大胸筋鎖骨部を調整して強い状態にした後でストレスを引き起こすようなことを考えると、数分とたたない内に簡単に大胸筋鎖骨部は再び弱くなっています。額にある神経血管ポイントに10分ほど触れると、筋肉と胃を助けるだけでなく、ストレスを引き起こすような問題が扱いやすくなります。アレルギーは感情の問題と結びついていることが多いのですが、アレルギーがあると、普通は大胸筋鎖骨部が両側とも弱い反応になります。
《大胸筋鎖骨部を使うスポーツ》
背泳、クロールの腕の動作、テニス、
フットボールや野球でボールを投げる動作、槍投げ、棒高跳び、砲丸投げ、円盤投げ、ボクシングのパンチ
ー大胸筋② 大胸筋胸肋部に続くー