【脾経(ひけい)のふしぎ】広背筋との関係
キネシオロジーは、
臓器
と
氣の流れ
と
筋肉
につながりがあることを明らかにしました。
脾臓は握りこぶしほどの大きさで、お腹の左上、肋骨のすぐ下に位置します。
目立たない内臓ですが、その働きは絶大です。
東洋的な考え方では、外からは見えない内臓の状態は、外に現れる氣(エネルギー)の流れを通して知ることができるのです。
キネシオロジーでは、脾臓の状態を知るために広背筋の筋肉反射テストをすることで、調べることができます。
脾臓の状態を知るためには
広背筋を使って脾の氣の流れを調べます。
まず、「氣を付け」の姿勢をします。両手の中指はズボンの縫い目に合わせてください。手の平はズボンの縫い目に触れています。
次に
手の平をクルンと回して、手の甲がズボンの縫い目につくようにしてください。その時、親指は背中の方に向いているはずです。
この状態で手首を体から離すように、横に引っ張ります。
脾の氣(エネルギー)が体全体を巡っているのであれば、広背筋の筋肉反射テストをして、手首を横に引っ張った動作をした時に、カチッと止まるはずです。
脾の氣(エネルギー)が体のどこかで、せき止められているのであれば、広背筋の筋肉反射テストをして、手首を横に引っ張った動作をした時に、ダラ〜ンと流れて、止まりません。
手首を横に引っ張ったときに、カチッと止まることなく、ダラ〜ンとしたときには、脾臓がストレスを受けている状態になっていますので、バランス調整が必要です。
広背筋は大きな筋肉です。脾の氣が流れていないと、広背筋はダラ〜んとなりますから、自分の身体を支えられなくなります。
左右両側の脾の氣の流れが悪かった場合は胸椎の7番を縦にこすります。
片側だけの脾の氣の流れが悪かった場合は、左側の脾臓があるあたりを手でクルクルと撫でてください。
このようにすると脾の氣の流れと、つながっている広背筋は強くなり、前向きな姿勢ができ上がります。
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本日も、読んで頂き、有難うございました。