【スイッチをオン(入)にするエクササイズ】「他人に左右される人」の対処方法
スイッチをオン(入)にしておけば、脳と身体の間のコミュニケーションが確実にクリアになり、混乱なく協調して機能します。
左右のスイッチングが起きているときは、左右の間の混乱が問題として現れます。
他人に左右されるということが起きやすくなります。
学習障害としては「b」と「d」の区別がつきにくくなります。
左右のスイッチングの目的は(ブレインジムでは、ブレイン・ボタンといいます。)
首の後ろ側の筋肉、脳の視覚野がある後頭部のあたりに起始部がある筋肉の緊張をゆるめることで、制限された目の動きを解放します。
これにより、視覚認識力が向上し、正中線を越えて読むのが楽になります。
やり方は
親指と人差し指を、鎖骨の下で胸骨の左右にある、柔らかい部分をおさえ、指を軽くクルクル回してください。
(タッチフォーヘルス テキストLeve1 視覚の障害p.25 K27兪府)
首のこわばりか少なくなり、心地良く感じるところがポイントです。
しっかりとポイントをマッサージしながら、反対の手をおへその上に置いてください。
お臍の上に手をおくことで、身体の重心がリセットされて、三半規管(内耳にある平衡感覚の中枢)への刺激と三半規管からの刺激のバランスが取れるのです。
これにより、学習の入り口である内耳前庭が活性化し、心と体のつながりがよくなるのです。
脳は総体重のたった2%の重さしかありませんが、総酸素消費量の20%もの酸素を使っているのです。
スイッチングのポイントは、脳に新鮮な酸素を含んだ血液を送る頸動脈の真上にあるため、スイッチングのポイントを刺激する事で、頸動脈を刺激し、脳に酸素を運ぶ働きをよくします。
これにより、今度は脳が刺激され、大脳半球の左脳と右脳のつながりがよくなり、直線的で分析的な大脳半球(多くの場合は左脳)と、立体的で直観的な大脳半球(多くの場合右脳)の統合につながってきます。
兪府(ゆふ)は、腎経の脈がこの部位に集まる経穴の意味。また、胸部疾患に効果のある経穴の意味です。
※一部、「ブレインジムと私」p.417.148から抜粋しました。
スイッチングのエクササイズには上下の問題と前後の問題のエクササイもあります。
上下の問題の修正はおへそを左手で覆います。そのままで右手で唇の上と下をマッサージします。手を替えて同じように、繰り返します。
上下の問題の修正は自分は年を取ってしまったので何もできないと、年をとることが「壁だ」と思っている人のストッパーを外すのに役立ちます。
前後の問題の修正はおへそを左手で覆います。そのまま右手で尾てい骨をマッサージします。手を替えて同じように繰り返します。
前後の問題の修正は過去・未来に対して不安を抱えている人に有効です。
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下記はタッチフォーヘルスとブレインジムでは、同じ動作でも呼び名が違う理由が示されています。
2016年7月30日 8:39の石丸賢一先生のFB投稿からの抜粋です。
《タタッチフォーヘルスは、そのような誠実な人達によって普及してきました。そこから、発展させてオリジナルワークを作ってはいけないということではありません。
タッチフォーヘルス以上に普及しているブレインジムは、タッチフォーヘルスを教育目的に作り替えたものです。
ただし、創始者のポールデニスン博士は、ジョンシー博士に深く感謝されていて、タッチフォーヘルスのテクニックを名前を変えてブレインジムに取り入れることに正式な許可を得て採用された。
それだけでなく、ブレインジムがタッチフォーヘルスから来ていることをテキストに明記され、ブレインジムを教えるには、タッチフォーヘルスの講座を受講することを義務化して、タッチフォーヘルスの活動をサポートされたのです。》
本日も読んでいただき、有難う御座いました。